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The FanKey~開発途上国へのアプローチ~

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2011/04/19
14:29
被災地支援―懐 2/8

第一回 3月20日~22日
支援場所:宮城県野蒜、宮城県多賀城市

一回目の支援は懐のメンバー大人3名で行きました。

第1回は私は行っていません。
ここからは、実際に現地に行ったメンバーの報告メールの引用になります。
________________________________________________________
 
皆様からご寄付いただきました義援金(3/17日までの分)で購入しました物資と、杉並の教育関係者から託されました物資、そして、杉並の教育チーフコーディネイター伴野博美さんのご主人が経営されています薬局からご寄付いただきました大量の医薬品、あわせて約200人分を持って、避難所に向かいました。
 
宮城県多賀城市の総合体育館です。 約50名の方々が避難されていました。
ここでは市の職員が常駐し、うまくケアできているように感じました。
私達が仕分けもせず、車2台に詰め込んできた支援物資の中から、市職員が今必要だと感じる物を選び、それを市職員と私達「懐」チーム3名で体育館に運び入れました。
 
「兵庫と東京から来ました。小さな民間チームですので、多くは運べませんでしたが、何かお役に立てていただければありがたいです。私は兵庫です。神戸の恩もありますから。」
 
「いやいやいや、ありがとうございます!!!」
みなさんに心から喜んでいただけたようでほっとしました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・
宮城県野蒜の避難所に向かいました。
約50人が避難されています。
 
私達が到着するまで、食料、水はわずかでした。
支援物資保管用のテント2張りの中にあったのは、段ボール箱15箱に詰められた毛布と鍋、おたまだけ。 毛布は足りていました。
 
私達は車2台からすべての支援物資をここで下しました。
「レトルトカレーです」<お~っ!>
「お薬です」<お~っ!>
 
そして、いつまでもカップめんばかり食べていられないだろうと思い、たまたま福島のスーパーで見つけたバナナ、オレンジ、キュウリも購入していました。行政やメディアでしきりに言われる「日持ちのしないものは送らないでください」とは、自分達(行政や巨大NPO)の都合(仕分けに手間がかかる)であって、被災者の側からすれば、こういったときこそ、栄養ある生ものが格別有難たいものなのです。
 
「バナナ、オレンジ、キュウリです」<え~っ!>
そして、驚きがどよめきに変わったのは、
「こんなものも車に入っていたんですが、どうでしょうか? 紙の取り皿です」<ゥオーーッツ!
ここでは、取り皿がとてもありがたかったようです。
ニーズは日々刻々変わります。 送り手側の情報収集の能力が問われます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宮城県野蒜地区ではお寺が避難所になっているところもありました。
震災・津波被害時には500人が避難していましたが、私達がうかがったときには約100名くらいだったでしょうか。
 
浜坂から持ってきた車イス2台は、こちらの避難所にお渡ししました。
________________
被災が起きて10日ということで第一回の支援は被災者の方々に喜ばれ、良い形で終わることができたと思います。支援する側としても、「ボランティアはお呼びでない」という雰囲気の中での活動だったため、被災者の方々の役に立てた時には肩の荷がおりたような感覚だったと思います。
しかし、第2回目の支援は、被災後1カ月ということで被災地の反応が少し違いました。
続いて、第2便の報告です。
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